2005年05月04日

※以前書いたエッセイをそのまま、前のホームページより転載

今日は来なかったけれど、昨日と一昨日私の住んでいる所で、大きな雷が来ました。
一昨日なんて、パソコンやっている間に大きな音がして、(あれは絶対どこかに落ちた)パソコンがフリーズ。
はっきり言ってビビリました。ほんとに。
まあ、その前から調子が悪かったので、(アウトルック使ってるときが一番起こる、なぜだ)ただの偶然なのですが……。
ってことで、今回は雷についての話題です。

皆さんは雷が嫌いですか?
人それぞれですよね。ぜんぜん平気な人もいれば、何も手につかなくなっちゃう人もいる。
私は、どちらかといえば前者です。全くと言うわけでもないけど。
さすがに大きな音が鳴ればびっくりしますし、雷の中を歩くのはまっぴらごめんです。
落ちられるのは嫌、まだ死にたくないし。
ただ、家の中(車内もオッケー)にいる限りは、平然としていられるんです。
それどころかわくわくしてたりして。
台風の夜とか、ほらあるじゃないですか。
そんな場合じゃないのに、なにかわくわくするようなこと。
ありませんでした?
実際に何か起これば、そんな事言っていられなくなるんでしょうけど。
被害にあっている人も沢山いるのに、不謹慎な子供だったのでした。自分は。
が、今は雷が平気な私も、昔は雷が大嫌いな子供でした。
鳴り出したらいてもたってもいられず、鳴っている間はひとりで家にいらるわけもなく、電気の下が落ちやすいと聞けば、絶対そこには近寄らないようにし、テーブルの下に隠れたり(いや、本当にここまでしたわけではないと思うのですが……。隠れようとした記憶はあるような……。←うろ覚え)。
家族からは呆れられていました。
『なんでそこまで怖がるんだ』って。妹たちからも……くぅ。
こんな状態が、小学6年生の春まで続いたのです。
なぜ、こんなに中途半端かというと。
小学6年生の春に、ある事件が起こったからなのです。

小学6年生になったばかりのころ。季節はもちろん春。
だいたい5月ぐらいでしょうか。
小学校定番の春の遠足。
事件はその日に起きました。
今までの、6年までの遠足は近場だったのですが、最後の遠足。
ちょっと足を伸ばして、電車に乗って、近くの小さな山まで行くことになっていました。
その山の近くにある、小さなテーマパークで遊んだあと、その山を登ることになりました。
小さな山です。しかもハイキングコース。
1時間もあれば往復できるという距離でした。
問題は、山を登り始めたときに、雷が鳴り出したということでした。
その前から、雲ゆきは怪しくなっていて、私はとっても不安でした。
山を登っているうちに、雷はどんどん近づいてきて、ちょうど真ん中まできたとき、(とりあえず、ハイキングコースのてっぺんです)とうとう雨が降り始めました。
みんなあわててカッパを着こんで、あわてて山を降り始めます。
中間地点までは来てたので、あとはくだりだけです。
でも、くだりが一番危ないのです。特にこういう時。
私は必死にはやく、はやく、急ぎました。
走らないながらも、歩いて降りれる必死の速さで。
雷は、時折ぴかっと光り、ごろごろっと大きな音を立てます。
音が鳴るたびに身をすくめて。
周りには大きな木ばかり沢山あります。山ですから。
大きな木とかは雷が落ちやすいという話も聞きます。
不安で一杯になりながら、わき目も降らずに必死に山を降りました。
ハイキング地点のゴールには、ちょっとした大きさの(地元では結構有名)、お寺があったのですが、そこにたどり着いたときはもうへとへとでした。
ようやく雷も遠のいて。
ようやく一安心したのです。

と、まあ、こんな思いをしたので、それから雷が全く怖くなくなりました。
雷が鳴っても、あの思いよりはましだ、っと思っちゃうんですよ。
恐怖を克服するには、それよりもっと怖い思いをするべきだって本当だったのですね。
でも、これ以上怖い思いをするのはまっぴらごめんですが。
posted by 風の詩人 at 21:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 風の歌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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